主に夏の季節、スーパーの野菜売り場でよく見かける「ゴーヤ」。
独特の「 苦味」が特徴で、定番料理としては「ゴーヤチャンプル」が有名です。
実はこのゴーヤ、美容にとっても効果的なのをご存知ですか?
特に今の季節に気になるシミ、そばかすにも効果を発揮してくれます。
もちろんバストアップを目指す女性にもおすすめです♪
今回は、ゴーヤが美肌キープとアンチエイジング・若返りに効果のある理由と、知っておきたい食べ方のコツをご紹介します。
目次
豊富な栄養!美容食材ゴーヤの若返り効果
なんといってもゴーヤがすごいのは、栄養素が豊富ということ。
女性に嬉しい葉酸やビタミンC,ベータカロティン、カリウム、カルシウム、鉄、亜鉛、パントテン酸、食物繊維や酵素など多くの栄養素がたっぷりと含まれています。
また女性なら誰でも気になるカロリーですが、ゴーヤは100gで20kcalを切る程の低カロリー。美白に効果的なビタミンCは、トマトの5倍もあるんです!
また、カリウムが豊富なため、むくみ解消やデトックス効果も抜群!
セロリの30倍!ゴーヤに含まれる食物繊維
さらに、ゴーヤには食物繊維も豊富です。
その量はセロリの30倍と言われ、夏野菜の中でもピカイチ。
しかもゴーヤには、
・水溶性食物繊維
・不溶性食物繊維
の2つがバランスよく含まれているのです。
水溶性食物繊維は、水に溶け、ゲル状になって腸内をお掃除します。
有害物質や老廃物を巻き込んで、体外へ排出しやすくします。不溶性食物繊維は、水を吸って膨らみ、腸壁に刺激を与えます。
満腹中枢に働きかけて過食を予防し、スムーズな便意を促します。
とにかく美容にも健康にもオススメの食材と言えます。
アンチエイジングに最適なゴーヤ
ゴーヤの苦味がちょっと苦手って人もいるかもしれませんが、
苦味の元となっている成分モモルデシチンは、血糖値を下げる効果があることがわかっています。胃腸粘膜の保護や、食欲増進にも効果的とのことで、夏バテ防止食材としてもうってつけです。
さらに抗酸化作用もあり、老化防止やガン予防に効果的を発揮します。
シミそばかすの防止やアンチエイジングにも最適 なんです!
ただし、ゴーヤは体を冷やす作用もあるそうですので、食べ過ぎには注意。
できれば、ショウガやネギ、唐辛子などと合わせて摂るか、炒めたり揚げたりして食べるのがオススメです。
ゴーヤの美味しい食べ方
ゴーヤの苦味が苦手...というあなたには!
ゴーヤの苦味成分は、タネの周りの白い部分(ワタ)に多く含まれています。
そこで、苦味を緩和するには、以下のように下ごしらえをすればバッチリです。
【ゴーヤの苦味を取り除く下ごしらえ】
1、ゴーヤを縦半分に切り、種とワタを完全に取り除く
2、ワタの周りの白い部分も、スプーンで抉り摂る
3、ゴーヤの実を皮ごと2〜3ミリ厚にスライスする
4、切ったものを塩揉みする
5、(更に苦味を抜きたい場合は)塩水に5〜10分ほど浸けておく
これで、苦味はだいぶ和らぐはずです。
塩水に浸けた後はよく洗い、卵と一緒にチャンプルーや天ぷらなどにしてみて♪
ダイエットに効果的!「ゴーヤ茶」の作り方
捨ててしまっている人も多いゴーヤの「種」や「ワタ」。
前述のように苦味が苦手な人は捨ててしまいがちですよね。
でも、これらには、共役リノール酸が豊富に含まれています。
お茶やスムージーにして摂ると、体脂肪増加を防ぐ働きがあるんです。
ダイエットにもひと役買ってくれるなんて、素晴らしいですよね♪
脂肪が気なる方は、ぜひゴーヤ茶を作ってみてください。
【作り方】
1、ゴーヤを縦半分に切って、スプーンでワタの部分を取り除きましょう。
その後、ゴーヤを2~3mmの厚さにスライス。
2、ワタから種だけを丁寧に取り出します。
3、スライスしたゴーヤと種を、ザルの上に重ならないように並べます。
それを、2日間くらい天日干しします。
4、カラカラに乾燥したら、フライパンで約10分炒ります。
茶色く色づいたらオッケーの合図!
5、これを通常のお茶の葉のように急須に入れてお湯を注ぎます。
これで、ゴーヤ茶の出来上がり♪
ゴーヤ4gに対してお湯は450cc程度、お湯を注いで3~4分たったら完成。
いかがでしたでしょうか?
ゴーヤには、若さの回復に欠かせないビタミンCのほかにも、美肌に欠かせない葉酸・鉄が豊富に含まれています。そして、デトックスの働きを高める食物繊維もたっぷり。コラーゲンを生成しお肌にハリを持たせ、むくみに効くカリウムや、若々しい細胞を生成するβ-カロテンも含まれています。
夏バテ防止だけでなく美肌やダイエット効果もあるゴーヤ。
バストアップを目指す女性にもすごく価値のある食材ですよね。
週に1回ゴーヤを食べて、毎日を元気に、そしてキレイに乗り切りましょう!