年齢に関係なく、理想的な形の上向きのバストは女性の憧れです。
実は胸の形には、普段の姿勢にも影響されるのをご存知でしょうか?
今回は、バストと姿勢についてのお話です。
バストと姿勢の関係性
バストを保つ筋肉というと、大胸筋を鍛えることをイメージする方が多いと思いますが、それだけでなく、実は背中の筋肉が大きく影響しています。ダンサーなど、常に姿勢を気にして背筋もすっと伸びている人はバストが上を向いている傾向があります。この反対で、デスクワークを長時間行う人はパソコンを使う際などに肩が内側に入ってしまい「巻き込み肩」の状態になりがちです。
この巻き込み肩になると、背中の筋肉が硬くなり、縮んだ状態に。筋肉が縮むことで代謝が落ちて脂肪がつきやすくなり、バストは垂れやすくなります。また、姿勢が悪いと血流やリンパ液の流れが悪くなってバストを含む全身に栄養が行きわたりにくくなり、バストが小さくなってしまう原因になります。
また、姿勢が悪いとバストアップしにくいですし、胸のラインが綺麗に見えません。
姿勢を改善することで、体全体の血液などの流れが良くなります。
それによって、代謝が良くなり、基礎体温も上がり、栄養も運ばれやすくなります。
そのためバストアップ効果も高くなるのです。
バストアップによい姿勢とは?
きれいなバストを作るために、普段から正しい姿勢を心がけたいもの。まず、壁に背中をつけて立ってみましょう。
その際に、肩が丸まっていたり、痛みを感じるようであれば、すでに猫背になっている可能性が高いと言えます。
正しい姿勢は、頭の中心から吊られているようなイメージで、背筋を伸ばして立った状態。あごは軽く引き、胸を開き、おへそに軽く力を入れて、ヒップと太ももを内側に引き締めるような感じで立ちます。正しい姿勢で立つと、肩はあがらずに、リラックスした状態で自然に下がるようになります。胸をはりすぎると腰がそってしまい、腰痛の原因にもなるので、気をつけましょう。
姿勢が美しくなると、バストアップによいだけでなく、基礎代謝があがり脂肪も燃焼しやすくなります。猫背のときよりも内臓の働きが活発になりますし、身体のゆがみからくる痛みなども軽減されます。また、精神的にも安定した状態になり、見た目の印象も変わってきます。
長時間座ったままパソコンに向かって仕事をしていたりすると、どうしても姿勢が悪くなってしまいます。昼休みなどの空いた時間に美姿勢を思いだす習慣をつけましょう。